アメリカ day 8

day 2にも行ったハワイアンBBQに再び行ってみた。今回は昼の時間だったので"Lunch Special"なるものを注文してみた。

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割とボリュームがあると思いきやそうでもない。おそらくご飯が対して多くないせいだと思う。

大学に戻って研究テーマの候補をあれこれ思案していると、Ph.Dの学生がやってきてあるテーマについて熱烈なアプローチを受けた。かなり面白そうなのだが、結構実装が重いタイプのやつでなかなかリスキーである。システムプログラミングについては現在修士で取り組んでいるテーマでそこそこしんどい思いをしているのでできれば避けたい。

ついに定住先を見つけたので荷物をまとめて移動した。
大学からちょっと遠くなるものの、スーパーや薬局が近くにあるのでかなり便利っぽい。

前のAirbnbで借りていた家には直接外へ通じる鍵付きドアと家の中へ通じるドアがあって、前者は歪んでいるせいか下に2, 3cmほどの隙間があって、そこからよく虫が入って来て悩まされていた。もちろんAirbnb用にわざわざprivate entryを設けたのかもしれない。

せっかく引っ越したし近くにスーパーもあったので、早速自炊をしてみようということでチャーハンを作った。アメリカの米はインディカ米 (細長いやつ) が主流で、鍋を使って炊くのが一般的である。もちろん炊飯器を使う人もいるらしいがここには炊飯器は無いとのことで、鍋で20分ほど茹でることに。やはり火力も圧力も足りないので、最初に米が炊けたときは芯が残っていた。
ところがこれでチャーハンを作ってみるとめちゃくちゃ綺麗な (いわゆるパラパラ) チャーハンが作れるし、再度火を通すので芯は残ってないしでかなりうまくいった。ジャポニカ米はどうしても粘り気が出てきてしまうので、卵で米をコーティングしていい感じにパラパラ感を出すということをよくやるのだが、その必要が全くなかった。
生まれて初めて綺麗なチャーハンができたのでかなり満足している。

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自由に調理器具や食材を使わせてもらえるので、食費がかなり節約できそうだしこれからも積極的に自炊をやっていくぞという気持ちになった。

アメリカ day 6, 7

day6

アリゾナには日本人が運営している日本食材専門店があるらしくて、一度行ってみることにした。

fujiyamarket.com

割と品揃えは豊富で、特に調味料の類はかなり揃っていたと思う。
値段はやはり輸入品のためかなり割高である。ものにもよるがだいたい日本での価格の2倍程度だろうか。

外に出たついでに朝飯兼昼飯兼夕飯を食べた。Thai Basilという店があって、その名の通りタイ料理が食べられる。
去年の末にICPCでタイに行ったときにもいろいろ食べたが、アメリカで出るタイ料理はどんなもんだろうとPad Thaiを頼んでみた。

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写真だとわかりにくいかも知れないが、やはりサイズが大きい。直径30cmというのは標準規格なのか? 味はタイで食べたのと似たような感じで、タイ語っぽいものが聞こえてきたし多分本場のタイ人が調理しているんだと思う。
一応ウェイターがいるレストランなのでそれなりに値が張った。

day7

まず大学に行ってzardusと研究テーマについてのミーティングをしようとコンタクトを取ったら、 ちょうどShellphishのFishが来ていて、angrのコアなcontributor2人と昼食を取るという非常に貴重な体験をした。
ちなみに食べたのは醤油ラーメン:

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味は割と普通で、強いていうなら麺が柔らかかったが普通に美味しかった。

そのあとは各種手続きの為に大学をあちこち歩き回って疲れた。ある程度英語は聞き取れるが、発音がめちゃくちゃ早いとつい聞き返してしまうことが何度も発生してつらい気持ちになる。

次の住居が決まったので少し早く切り上げて明日にも移動しようと思っている。これで少しはAirBnbの宿代が浮いてほしい。

アメリカ day 5

またしても4時に目が覚めた。しんどい
偶然同じ学科に日本人でPh.Dの人がいて、詳しく話を聞かせてもらった。とにかく水分補給をこまめにした方が良いと言われた。聞くところによると夏のやばい日は50℃くらいまで上がるらしい。地獄か?

ハンバーガーをお昼ご飯に選んでしまった。 f:id:icchyr:20180408162135j:plain ここに来てからハンバーガーとピザ以外のものを口にしていない気がするのでそろそろなんとかしたい。あとポテトの塩がめちゃくちゃ多くてしょっぱい。
こんな食事をしているのと不自然な生活リズムが合わさって、一日一食というという日が数日発生している。健康にも良くないし早く自炊をベースとした生活に切り替えたい。

先にあげたPh.Dの方のおかげで家問題が解決しそうである。家探しは基本的に自分で契約するか又貸し (subleaseという) する人を探すしかなくて、前者は十分な収入が求められたり契約期間が1年からと決まっていたりして海外から来たばかりの人には難しい。後者も同様にあまり素性の知れない、安定した身分を持っていない人には基本貸さないらしく、知り合い経由などで頼むのが無難とのこと。
そのPh.Dの方の知り合いにちょうど空きがある家を持ってる人がいたので、家主にコンタクトを取ったところ幸運にもすぐにOKが出た。とても感謝している。

アメリカ day 4

夜の10時過ぎに目が覚めた結果、結局朝方まで眠れなくて昼過ぎに起きた。
入国してからずっと休日がなかったので、昨日もらった研究テーマ一覧を眺めながら1日休むことにした。

そろそろ自炊がしたいけど安定した宿が得られるまでは我慢かなあ、外食で所持金が尽きないことを願う。

アメリカ day 3

朝4時くらいに目が覚めた。少しずつ体が慣れていってるのがわかる。
流石に朝食をとりたいので、9時過ぎくらいに宿を出て大学周辺を散策していた。これは歩いてみてわかったことだが、土地が異様に広いので複数の場所を行ったり来たりするだけでかなり疲れる。最終的にChick-fil-Aというハンバーガーショップみたいなところに入ることにした。

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写真にあるハンバーガーとフライドポテトに加え、ドリンクがついて$6.86である。日本円にすると約737円 (4/5時点) で、決して安くはない。
朝食を済ませた後に銀行口座の開設をした。現時点ではSSNが無かったが、パスポートのみで手続きを済ませることができた。たまたま研究室がある建物のすぐ隣にBoA (Bank of America) があって、開設手続きはその場で全て済み、一時的に使えるキャッシュカード (記名無し) を受け取った。やはりカード決済が主流だからかデビットカードの機能が標準でついており、とりあえず有り金をすべて入れるとすぐ店で使えた。レジで現金 (とくに硬貨) を数えるのに毎回手間取っていたのでこういう手軽さは非常にありがたい。
その後は研究室のミーティングに参加し、軽い自己紹介とこれから取り組むテーマの一覧を見させてもらった。正直なところ発音が早過ぎて7, 8割程度しか聞き取れなかったが、いずれのテーマもセキュリティに関連した面白いアイデアで、アカデミックというよりかはハッカー的な、いわゆる純粋に面白さを追求しているものが多いように感じた。

ミーティングのあとは研究室の人に連れられてピザ屋に入った。このピザ屋ではなんとオーダーメイドのピザを作ることができる。ソースや具材を適当に選んで、最終的にできたのがこちら

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なんとこれは一人分である。直径が30cmくらいで、当然全て食べきれなかったので箱に入れて持ち帰った。ちなみに午後5時まで有効なクーポンを使うとこれにフリードリンクがついて$5、流石にこれは結構安いと思う。(もっとも、今回は研究室の人にご馳走になったわけだが)
その後はASUのCTFチームであるpwndevilsのミーティングに出席した。つい先日の0CTFの問題を復習していたので、ezDoorの解法をシェアしたところ好評だった。
いろいろがあってだいぶ疲れてたため、19時くらいに宿に着いたらすぐ眠ってしまった。そして案の定22時過ぎに目が覚めて今に至る。生活リズムの修正にはもうしばらくかかりそうである。

アメリカ day 2

夜10時に寝たにも関わらず12時過ぎに目が覚めて、6時まで全く眠れなかった。多分時差のせいだと思う。その結果今日は15時前に起きてから大学に向かい、HR関連の手続きの準備を進めた。 昨日車道のスケールがデカいという話をしたが、実際に歩いてみるとより身体に響いた。宿から大学が近いから良いものの、少し遠いところまで行くとなると車が欲しい。あとクソ暑い。
あらゆる店でほとんどの人がカード決済をしていて、現金は持たないのが普通らしい。正直硬貨の計算ですらおぼつかないので早くやめたい。
研究室の人に食事に連れて行ってもらった。店は"Hawaiian Barbeque"とのことだったが、僕が食べたのは"TERIYAKI & KAL BI"である。もちろんお米もついていてアメリカ感が全くない。

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明日はミーティングがあるらしいので、今日は普通の時間に寝られることを願っている。

アメリカ day 0, 1

来週の月曜日からアメリカのアリゾナ州にあるASUというところで、ShellphishのYan先生 (a.k.a zardus) の下で9月末まで研究インターンをする予定で、本日現地入りしたので備忘録程度に日記を書こうと思う。
なお日記の類は長続きした試しがないので途中でやめるかもしれない。

day0

羽田 → ロサンゼルス → フェニックス という経路で飛行機に乗った。ちょうどCODEGATE finalsに向かうTokyoWesternsのメンバーがほぼ同じくらいの便で、羽田空港で合流して適当に喋ってた。

航空券はなるべく安く済ませたくて、往復の最安値は10万くらいだったのだが中国南方航空で流石にやめた。次点が14万くらいであまり良い噂を聞かないアメリカン航空だったが、結構快適だったと思う。
SIMはあらかじめ日本で購入したKDDI mobile x H2O Wirelessを契約しておいたので、アメリカに着くとすぐに使えて便利だった。

これは余談だが、クレジットカードの枠が数千円足りなくて航空券が一度キャンセルされかけた。「24時間以内に対処しなければキャンセルされます」というメールが飛んで来て、慌てて繰り上げ返済をした後に電話するとセキュリティコードと日付を口頭で伝える羽目になってちょっとアレだった。

day1

空港からUberを使おうとしたのだけれど、現金に対応してなくてクレカの登録を隅っこでやる羽目になった。あまりこういう情報を外で入力したくない。
宿探しに難航している。最初は銀行口座もSSN (社会保障番号) もないのでcraigslistでコンタクトをとっても返信すらしてもらえず、とりあえずAirbnbで約2週間分予約した。なおチェックインする日付を1日間違えていて、初手ホームレスになりかけたけど運良く前日も空いていたので予約を変更した。急なチェックインのため18時まで待ってくれと言われたので、とりあえずzardusに連絡を取って、軽く大学を案内してもらった。とにかくスケールがデカくて、大学じゃなくて街にすら見える。
スケールがデカいのは大学だけじゃなくて、普通の車道も同様である。
とりあえず適当に食事などを済ませて、今日は早めに寝ようと思う。